こんにちは！ブーケです💐
『もうすぐでLA旅行だ！大谷翔平見るぞ！』と楽しみにしている方がいる一方で、今、LAで発生している不法移民摘発へのデモ活動について、『治安はどうなっているのか？今の状況は？』などと不安に思われている方々もいるのではないでしょうか？旅行者が訪れるリトルトーキョー周辺も巻き込まれていましたしね。。
LAに住み始めてから以下の通り度重なるアメリカの歴史的重大局面をLA住まいのモブキャラとして目の当たりにし、どれも『忘れちゃいけない』と思い、現在真っ只中の不法移民摘発に対するデモの現状の様子についてまとめてみたいと思います。
2025年1月のロサンゼルス史上最悪の山火事については、
以下の記事に当時の状況を写真付きでダウンタウン在住者目線でまとめておりますので、こちらも合わせてご覧ください！
何が起こったの？
2025年6月6日(金)：移民・関税執行局(ICE)がLAダウンタウンで突如移民摘発を実施
この日を境に、ICEへの抗議活動(プロテスタント)が始まりました。
ニュースにもあるように、車が燃やされたり、Apple Shopの強盗、お寿司屋さんへ侵入など過激な暴動も起きてましたね。
ブーケ💐日中は、報道用のヘリコプターがずっと頭上を旋回していて、
とてもうるさかった・・・。
ブーケ💐深夜0:30頃、マンションの真下の道路に待機中のパトカーが50台近く？連なってずっとサイレンが鳴っていたのでうるさかった・・・。
2025年6月10日(火)：建物の周囲をベニヤ板で対策
これまでの被害状況も受けてか、まだまだ収束しないことを見越してか、
LAダウンタウンでプロテスタント達による行進が予想される店舗やビルは、
ガラスを割られないように、落書きされても大丈夫なようにベニヤ板で補強し始めました。
平和な抗議活動がある一方で、催涙ガスやゴム弾を使ったり、、、ロサンゼルス警察も出動して騎馬隊が出ていたり、、、
特にリトルトーキョー周辺は大変でしたね。。。
ブーケ💐私のアパートの近くでも花火を上げているプロテスタント達がいて、
大きい音が苦手なので本当に心臓が飛び出る思いを何回もしたよ！
2025年6月10日(火)～16日(月)：夜間外出禁止令 (curfew)発令
2025/6/10 (火)：数時間前に20:00～翌06:00までの夜間外出禁止令が当面の間発令
2025/6/16 (月)：夜間外出禁止令が22:00～翌06:00へ変更
2025/6/17 (火)：夜間外出禁止令が解除
ブーケ💐この夜間外出禁止令の時間内にプロテスタント活動が激しくなって、
一方通行の道路を逆走していたりしてたけどね。。。
2025年6月14日(土)：大規模抗議集会『No Kings』を実施
今日まで勘違いをしていたのですが、今回の「ICEへのデモ活動」と「No Kings」は別物だったみたいですね。
ただ、今回の場合は、これらの抗議集会が合体したものに。
About No Kings
On June 14—Flag Day—President Trump wants tanks in the street and a made-for-TV display of dominance for his birthday. A spectacle meant to look like strength. But real power isn’t staged in Washington. It rises up everywhere else.
No Kings is a nationwide day of defiance. From city blocks to small towns, from courthouse steps to community parks, we’re taking action to reject authoritarianism—and show the world what democracy really looks like.
We’re not gathering to feed his ego. We’re building a movement that leaves him behind.
The flag doesn’t belong to President Trump. It belongs to us. We’re not watching history happen. We’re making it.
On June 14th, we’re showing up everywhere he isn’t—to say no thrones, no crowns, no kings.
No Kingsについて
6月14日の「国旗の日」に、トランプ大統領は誕生日に街頭で戦車を走らせ、テレビ用に作られた支配力を誇示することを望んでいる。強さを誇示するための見世物だ。しかし、本当の力はワシントンで演出されるものではない。他のあらゆる場所で立ち上がるのだ。
ノー・キングスは全国的な反抗の日である。街区から小さな町まで、裁判所の階段から地域の公園まで、私たちは権威主義を拒否するために行動を起こし、民主主義の本当の姿を世界に示す。
彼のエゴを満たすために集まっているのではない。私たちは、大統領を置き去りにする運動を構築しているのだ。
旗はトランプ大統領のものではない。私たちのものだ。私たちは歴史が起こるのを見ているのではない。歴史を作るのだ。
6月14日、私たちはトランプ大統領がいない場所に現れ、王座も王冠も王もないと言う。
2025年6月19日(木)：ICEがドジャースタジアムへ立ち入り許可を求めた
まさに今日、ドジャースタジアムにICEが立ち入り許可を求めたとして、プロテスタント達がドジャースタジアム周辺に集まっていたみたいですね。
ロサンゼルス、6月19日(ロイター) – ロサンゼルス・ドジャースは、木曜日にドジャースタジアムの駐車場への米国の移民税関執行局の職員のアクセスを拒否したと発表し、カリフォルニア最大の都市を揺るがした移民の襲撃に対するチームの最初の反対の兆候となった。
ドジャースは、野球ファン層にラテン系のファンが多く含まれているが、ここ数日、ロサンゼルス全域の移民局による強制捜査に対して公に反対しないとして、ファンや地元メディアのコメンテーターから批判を受けている。
今日6/19 (祝日) にLAダウンタウンで火事多発！？
本日6/19は、Juneteenth（ジューンティーンス）と呼ばれるアメリカの祝日です。
この日は、黒人の奴隷解放を祝う日で、2021年6月17日にバイデン大統領が連邦の祝日とする法案に署名し、正式にアメリカの祝日となりました。
【参考】What Is Juneteenth? Everything to Know About the Federal Holiday
そんな日に発生したのがダウンタウンの各地で発生した火事です。
上記のドジャースタジアムへのICEの立ち入りの影響かは分かりませんが、火事現場を何個か見ました💦
ブーケ💐歩いていたら黒い煙が見えて、ずっと観察していたら消火活動が進んだのか段々と白い煙に変わっていったよ。ただ、離れていてもだんだん煙臭くなってきて、息をすると気持ち悪くなった(；ﾟДﾟ)
📷2025/6/19 の街の様子 (写真多め)
このデモ活動が日本でも放送されているので、「旅行に行くけど、今の治安は大丈夫？」等の不安はあると思うので、今日の街の様子を写真で撮ってきました。
リトルトーキョー / Little Tokyo 周辺
最初は、恐らく観光ガイドでも見慣れているこちらの写真から載せますね。
大谷翔平選手の壁画が見えるミヤコホテルが向こう側に見えますが、手前側に見えるお店はベニヤ板で防御したままですね。
その他の場所の様子は以下に載せますね。
防御ネット張られてしばらくの間クローズしてますね。。
市庁舎 / City Hall
以下の写真でも確認できますが、壁・地面等至る所にデモ隊が残した落書きが今も残っていましたね。
市庁舎側面の状況
こちらは落書きなど特に被害はなさそう？に見えました。
市庁舎正面の状況
こちらはテレビでも階段の一番上に警官が横一列に並んび、デモ隊とにらみ合っていた現場ですね。
至る所に落書きを確認しましたので、載せておきます。
まとめ
こうやって私が街を歩きながら写真を取れたように、ベニヤ板や落書きは残っているものの極端に物騒な雰囲気はありませんでした。少し安心いただけましたでしょうか？
とは言え、今日が奴隷解放の祝日で火事が多発したように、ドジャースタジアムにプロテスタント達が集結したように、日によって状況は変わっていきます。
今日、この記事を出したとしても古い記事となってしまうので常に最新情報は入手するようにしてください！
また、再掲とはなりますが、2025年1月のロサンゼルス史上最悪の山火事については、
以下の記事に当時の状況を写真付きでダウンタウン在住者目線でまとめておりますので、
もっと興味が湧いてきた！という方は、こちらも合わせてご覧いただけると嬉しいです✨
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