こんにちは!ブーケです💐
アメリカは車社会であることは、既に皆さんもご存じのはず。
ただ、それが日本とどう違うのか?どこが違うのか?までは住んでみないと分からないこともありますので、思いつくまま列挙してみました!
かなりボリューミーとなってしまいましたが、これからアメリカで生活する方・観光でレンタカーをご利用になる方は参考になる内容が多いはず!是非、全てご一読ください✨
日本と異なる交通事情①:基本情報
左ハンドル・右側通行

こちらは、皆様もご存じの通り✨
これに伴い、ウィンカーとワイパーも左右逆になるので気を付けてくださいね!


センターラインの色:黄色
上の写真でも見えるように、日本と異なりセンターラインの色は「黄色」です。
・点線:追い越しOK (写真左)
・実線:追い越しNG (写真右)



夜になると見えにくくなるのが厄介。。。
土地勘ない場所で左折をするときに、反対車線に突っ込みそうになることも。。(;’∀’)
詳しくは、こちらのドライバー用のハンドブックまで
California driver’s handbook 2025 p19
速度表記:マイル (mile)
日本など大半の国では、速度表記は「km/時」ですが、
アメリカでは「mile/時」になるので気を付けてください!※1マイル/時 ≒1.6 km/時



100 km/h≒ 62 マイル/時
を基準にしておくと、スピード比較しやすいもね!
日本と異なる交通事情②:一般道路
一方通行 (One Way / ワンウェイ)
日本では、一方通行道路は細い道などたまに見かける程度?かと思いますが、
アメリカには、One Wayが大通りのいたるところに存在します。



来たばかりの時は、車線が多いし何が何だか分からず、One Wayに侵入しそうになって、横断歩道を歩いていた歩行者に注意された(^▽^;)
ちゃんと下の写真のように「One Way」の看板があるのでちゃんと指示に従ってくださいね!


赤信号でも渡ってもいいとき!?
アメリカは、右側通行のため「基本的に右折可」です。
下の写真でも、赤信号にも関わらず、車の往来・安全を確認つつ、右折侵入を試みる車がありますよね!
日本では「左折可」の標識がない限り赤信号で進むなんてことはなかった (というか、あまりこの標識も見たことなかった気が、、、) ので、最初のうちは、本当に半信半疑で右折してました💦



行けるのに右折しないと、後ろから「早く行けや!」ってクラクションを鳴らされたことも!💦


とはいえ、少なからず「右折不可」の場所もあるので、次の例も見てみましょう!
赤信号で右折不可の交差点
下の写真のように、信号の「→」が赤信号表示、「↱×」の「ON RED」サイン、「DO NOT ENTER」や「WRONG WAY」標識を発見した場合は、完全に赤信号での右折不可なので、気をつけましょう!



交通の往来が激しい道路には、こういった交通標識がある気がする!




とにかく車線数が多い!
こちらはよく聞く話だと思いますが、本当に車線数が多いです!!
たまに、日本のように1~3 車線だけの一般道もありますが、基本的には4~6車線あるなんてザラです(^▽^;)💦
高速道路に乗る直前には、このように車線毎にどこの方面に行くのかの交通標識があったり・・・


ここは日系スーパーへ向かう途中ですが、高速降りてからも片側5-6車線あるのも普通です。





慣れないうちは、目的地が車線の左右どちらにあるのかを頭に入れておかないと、「反対側の車線だった・・・」てのがあるから、気を付けて💦
右折専用車線
一般道路を2車線だと思ってずっと右車線を走っていたら、
交差点に近づくと同時に急に『右折専用車線』が登場し、目の前が2車線になりどちらを進むかの判断が求められる時が沢山あります。



最初は驚くかもしれないけど、ナビに従って落ち着いて車線を選べばOK!


左折専用車線
こちらも、交差点に近づくと左折専用車線が登場します。左折利用時に進んでくださいね!
日本だとこのような専用車線はあまり見かけなかった気がしますが、さすが車社会の基盤はしっかりしていますね!


駐車禁止エリア
観光地を訪れた際「公共の駐車場 (パブリックパーキング)」が見つからない!駐車場が満杯!だった際は、
「路上駐車」ができる場所を探すこともあるでしょう。
その際に注意したいのが、写真のような縁石に着色
詳しくは、こちらのドライバー用のハンドブックまで
California driver’s handbook 2025 p34
縁石の色 | 詳細 |
---|---|
赤 | 駐停車禁止 (消火栓がある場所もあり、緊急時は車の窓ガラスが割られる可能性もあり) |
黄 | 「荷物」「人」の積み下ろしのみOK。指定時間よりも長く駐車してはいけません。 (運転手は、車から離れてはいけません) |
緑 | 縁石・標識に指定された時間のみ駐車可能 |
青 | 障害のある方が止められるスペース (車いすマークのサインがある箇所もあります) |
白 | 同乗者の乗り降りのみの停車ならOK |
なし (コンクリート色) | 駐停車OK! |






駐車違反するとどうなるの?
・レッカー車で運ばれる
→自分の車がどこに運ばれたのか?など見つけるのが大変に
→近くの看板にはレッカー移動された場合の連絡先の記載はあります
・罰金を支払うことにも・・・
といったように、少しの気の緩みが後々思わぬ時間とお金の浪費になってしまいます。
レッカーされた先に電話する際に、言語の壁が立ちはだかることもあるでしょう。。。



そうならないように、しっかり現地の交通ルールには従いましょう!
譲れ / YIELD
このマークを見つけたら、
スピードを落として、他の車・自転車・歩行者に道を譲れるように止まる準備をしてください。


環状交差点(ラウンドアバウト)はある?
もちろんありますが、ほとんど見かけません。
ロサンゼルス(Los Angeles)よりもサンフランシスコ(San Francisco)の方が多いイメージが・・・?



突然遭遇すると「どこが私の出口!?」と焦るかもしれませんが、
方向を見失わなければ大丈夫(`・ω・´)b
詳しいルールは、こちらまで✨
DL 600, California Driver’ Handbook p46
踏切の前では一時停止しない?
日本では、電車が来てなくても踏切の前で一時停止して、来てないことを確認してからまた出発しますよね。
ただ、アメリカでは、電車が来ていなければ、15 マイル/h (≒25 km/h)で通過してOKです!



寧ろ日本の時と同じように一時停止してしまうと、追突の可能性が出てきて、後ろからクラクション鳴らされるよ!!
詳しいルールは、こちらまで✨
DL 600, California Driver’ Handbook p57
日本と異なる交通事情③:高速道路 (ハイウェイ / High Way / Hwy)
基本無料 (一部、有料道路もあり)
日本では、高速道路に乗る際に必ずETCなどの料金所がありますが、
アメリカでは、そういった料金所はありません!無料!



車社会のいいところ🎶
とはいえ、Google Mapで道順を調べていると時々有料道路を見かけますが、
他のフリーウェイ(Freeway)/ハイウェイ(Highway)を使えばいいだけなので、基本どこでも無料で行けると思います!


車線多すぎ!
この写真は、高速道路 (ハイウェイ) の様子。恐らく、片側8車線ですかね・・・😅



ここまで来るとどこを走ったらいいのか分からなくて、最初は焦ることも多々あったな。。。そして1年経った今でもたまに!!!
初めてのアメリカでの運転・初めての土地となると、何から気をつければよいのかすら分からなくなりますが、
「目的地は東西南北どっち方面に向かうのか」「何号線に乗るのか」は頭の中に入れておいた方が安心かもしれませんね。



アメリカ人の友達でさえ「道路が複雑すぎて嫌になる!」と言っているので、道に失敗しても安心してね(^▽^;)



というより寧ろ、間違った出口から出てしまったとしても、すぐに元の道に復活できるのでそこは安心してね!これぞ車社会!
何よりも、慌てずに安全運転が大事🎶





ちゃんと下の写真のように、5車線程度の道もあるよ!


一番右車線を走り続けると強制退場・・・
下の2枚の写真が別の場所で申し訳ありませんが、どこも同じと思ってもらえれば!



車線も多すぎて、自由奔放な車も多くて怖いし、、、
どこを走ったらいいのか分からないから、
取り合えず、いつでも出口に出られるように右端を走っておこう・・・。
と思って、一番右端を走り続けると、そのまま「ハイウェイから強制退場」させられるので気を付けて(^▽^;)💦
私も、来た当初はこれで何度失敗したことか・・・・笑
理由は、以下のように黄色い背景で「EXIT ONLY」との標識を見た場合。


これに気づかずに一番右端を走り続けてしまうと、そのままハイウェイから出口へと追い出されてしまいます。





例え、間違った出口で出てしまったとしても、Google Mapがすぐに経路検索をしてくれて、すぐに復活可能なので、慌てずに!!安全運転で!
カープール車線 (Carpool lane)
カープールとは、「相乗り」という意味です。
この車線は、『相乗りを促進して交通渋滞を緩和させる目的』があり、特定の車両・特定の人数が乗っている車両が走行できる車線です。一番左側の車線でよく見ます。



車社会が故の悩み・・・
本当なら、30分で行ける場所も2, 3倍とかかることもあるので、
とういう車線もあるのかも(・。・;
こちらの写真の例だと、『1車両に2人以上乗っている場合に走行可』ですね!
ただ、時間指定がある場所もあるので、看板はよく読んでくださいね。


詳しくは、こちらもご参照ください✨
HOV Lane (Meaning, What To Do)
California Driver’ Handbook p21
ファストラック車線 (FasTrak lane)
こちらは、カリフォルニア州の有料橋・有料車線・有料道路で使われており、日本でいうETCのように料金所で停止することなく通行料を徴収可能なシステムです。一番左車線でよく見られます。
ここを通るには、ETCのように専用機械を車に取り付けてアカウントを作成しないといけません。



なので、この車線はFasTrackに登録した人しか使えませんので、
この看板を見かけたら、この車線は避けるようにしてね。



1つ前の章のカープール車線と同じ車線の場合もあるので、
常に看板には注視してね(^▽^;)


詳しくはこちらもご参照ください✨
FasTrak Toll Tags Guide – FasTrak
Basics of FasTrak® | The Toll Roads
ウィンカー出しっぱなし or 出さないで車線変更する車
LAに来て驚いたのが、日本ではあまり光景でもありますが、以下に挙げる車が多いことです。
・車線変更時にウィンカーを出さない車
・車線変更後にウィンカーを切り忘れる車



今は慣れたけど、
私がいる車線に入りたいの?入りたくないの?どっちなの!!
ということが日常茶飯事で、運転時は日本で運転してた時よりも常に頭も目もフル回転



運転時に注意しなきゃいけないことが多すぎて、
最初のころは全く道を覚える余裕がなかったな・・・😅
360度安全には注視して、皆さんも気を付けてくださいね😅
車線変更事故寸前!
この記事を書く前日も目の前で見かけたばかりですが、、、、
基本、日本やヨーロッパのように紳士的な運転をする人は少なく、
車線数が多い分、2-3車線をそのまま車線変更する車も沢山います。
そして、中には私がいる車線の両脇の車線から、同時に私がいる車線に車線変更する光景も目の前で遭遇し、
危うく側面衝突をするような現場も多々見てきました💦



自由奔放な車が多いので、私が車間距離を十分に開ける分、
「しめた!」と思って、入ってくる車も多いのよね・・😅
高速を降りても気を抜かないで!待ち受ける車線選択!
高速を降りた直後に待ち受けるのが、どこの車線を選ぶか!
この写真では、真ん中の車線に乗っていれば問題なさそうですが、場所によっては「左折Only」「右折Only」のみもあります。その場合、車線を間違えると高速を降りた瞬間から左右逆方面に進んでしまうので気を付けてくださいね!


日本と異なる交通事情④:ガソリン
ガソリンの値段
カリフォルニア州は、アメリカの中でもトップを争うほどガソリン代が高いと聞いています。。
そして、そのカリフォルニア州の中でも地域・ガソリンスタンドによって、かなり金額に差が出てきます。
2025/6 時点のロサンゼルスは、【約$4.0~$6.0/ガロン※】当たりではないでしょうか。(※ 1 ガロン≒ 3.8 リットル)
「Shell」などの大手ガソリンスタンドは、$5.0前後と高い傾向に、、、、
なので、私は基本「ARCO」で給油しています。私がよく出かける地域だと、ARCOが一番安い気が!!
また、COSTCO会員の方は、COSTCOのガソリンスタンドで破格の値段で給油していますね。
国立公園(ナショナルパーク)のような何もないところに行く際は、給油メータが半分になったあたりで、
近くのガソリンスタンドを「安さ×評価」で一番見合ったところをGoogle Mapで探して行ってます。


給油はこまめに
観光地を巡っているだけなら問題ありませんが、グランドキャニオンなど国立公園などに向かう際は、
何もない更地を何十マイル(1 マイル≒1.6 km) もひたすら一本道を走り続けます。



早く給油しないとガス欠起こしちゃうのに、
あと30分走らせないと次のガソリンスタンドまで辿り着かない💦
途中でガス欠を起こしてしまったら、本当に周りに何もないので、レッカー車呼ぶにも呼べない、、、
そして、止まった場所がもしも電波の入らないところだとしたら、もう簡単に帰ってこれなくなります。。。
そんなことにならないように、給油メータが半分になったあたりでこまめにガソリンを入れるのがいいでしょう!
(皆さんもきっとこんな感覚でしたかね!)
電波の入り具合については、以下の記事も合わせてご参照ください✨


日本と異なる交通事情⑤:その他
日本でお馴染み「ありがとう」ハザードランプはNG!
日本では、道を譲ってもらった後に『ありがとう!』の意味も込めてハザードランプをすることが多いですが、
アメリカでは、渋滞が目の前で急に発生した!などの緊急停止など以外はしないでください!
好意でつけたとしても、何か緊急事態が起きたのではないかと驚かれます!



道を譲った・譲ってもらった、に関しては、
もう『お互い様』なので、そこまで気にする必要がないです!
街頭がない、少ない
夜間は、日本人は明るいライトがある空間を好む傾向にありますが、
海外、アメリカではライトが少ない空間が好まれる傾向にあるので、
中には雰囲気を保つべく街頭の設置に反対する住人もいるようです。
そのため、夜間走行する場合は、ハイビームでないと前の状況が分からなくなるので、
左ハンドル・右側通行の運転に慣れていない場合は避けた方がいいでしょう。



夜になると本当に真っ暗になるので、街明かりや周りの車のライト頼みになってしまうのよね。
↓見渡しても、ほとんど街灯がないのがお判りいただけますかね。


↓ここはダウンタウン中心部ですが、夜になると車のライト頼み


車がすぐに汚れる。。。
LAは、1年を通して雨がほとんど降らないため、乾燥した大気中には常に土埃や花粉などが飛んでいます。
ということは、車を走らせるたびに、その大気中の汚れが全て車に張り付くんですよね。。。



日本ならよく雨が降るので、
雨のたびに空気中の汚れも落ちて、空気も綺麗なのに、、、、



それに、日本は雨が沢山降るからこそ、ほとんど汚れも含まれていない雨粒によって車は洗車しなくても勝手に綺麗になるよね
なので、たった数時間外に駐車しただけなのに車に戻ってくると、
黄色い花粉のような粉や茶色い土埃のようなものが付いていることも沢山経験があります。。
(それだけ、大気中に舞っているということですね。。。)
そして、フロントガラスが汚くなったからワイパーとウォッシャーできれいにしようとしても、
茶色い液体がフロントガラスの脇に残り、すぐに乾いて水跡が残り、更に汚れるという。。。💦



ちなみに、長距離や山間部をドライブした後は、
車のボンネットやナンバープレート、フロントガラスに、
大量の虫の死骸 (潰れた跡) が付いていて、そのあとの掃除がめちゃくちゃ大変!!
↓こちらは、2025/1 のLA山火事の後に3時間ほど外に車を駐車していただけなのに、灰が積もっている様子。
こんな感じで、土埃・花粉らしきものも車についてますね💦





雨の恵みのある日本とは対照的に、LAはその恩恵がないため、
車を綺麗にするには洗車をしに行かなければならないのです!
まとめ
ここまで最後まで読んでくださりありがとうございます✨
結構、「実際に過ごしてみないと分からないよな」のような内容が多くあったのではないでしょうか!
気になる方はこちらのドライバー用のハンドブックもご参照ください!
California driver’s handbook 2025
折角、LAに住んでいるのでそういった「へ~面白いな」と思えるような記事を投稿していきますので、
また次の記事も楽しみにしていてください✨
Have a safe drive! 🚗


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